過去を引きずらない逆転の発想!
こんにちは!
すももです。
突然ですが
あなたはこんな叱り方をしていませんか?
「この前もそうだったよね」
「なんで出来ないの?」
こんな時、子どもの返事はたいてい曖昧で
さらにイライラが募ります。
「この前っていつ・・・?」
「なんでって、何となく。面倒だったから」
あなたも経験があるかもしれません。
不毛な時間だと思いませんか?
過ぎたことは変わりません。
そのことで責められても
後ろ向きな気持ちになるだけです。
ではどこに目を向けて叱るのか。
それは未来です!
「なんで出来ないのか」ではなく
「どうしたら出来るようになるか」
です。
思い出して下さい。
あなたが本当にしたいことは何でしょうか。
子どもが今出来ないことを出来るようにする。
これではないでしょうか?
達成したいことにまっすぐ向かえばいいのです。
過去をむやみに掘り返しても何も生まれません。
「でも出来ない理由を知らないと。」
「反省させなきゃ。」
こう思われるかもしれません。
私たちは何か失敗をすると原因を探ろうとします。
原因が分かればそこを変えることで
違う結果を得ることができる。
実際にこれで上手くいくことは多く
だからこそ私たちはこの方法を使います。
そして失敗から学び成功へ近づけます。
ですが、これが効くのは
変えることができる原因を見つけられて
実際に変えることができる場合のみです。
子どもは「今」を生きています。
もちろん個人差はあります。
でも大人と比べれば、過去を引きずって
いつまでもくよくよしたりしません。
強く叱ったわずか数分後に
「ママ、ママ」と甘えてきたりしませんか?
あの時、出来なかった理由。
突如、出された「この前」。
言われた子どもの頭は大混乱。
何か答えなくちゃいけないけどきちんと答えられない。
珍しいことではありません。
そこで、
発想を転換して未来に目を向けます。
「どうしたら出来るか」
見ている角度が違うだけで
「なんで出来ないのか」と本質は同じです。
できない原因となっている何かを変えて
できるようにしようとしています。
出来ない「今」から、何かを変えることで
出来る「未来」に変えるのです。
何だか前向きな気分になりませんか?
何をすれば出来るようになるか。
これは子どもと一緒に考えるようにしましょう。
そうすると一石二鳥!
子どものモチベーションが上がります。
なぜかというと、人は言われたことよりも
自分で決めたことの方がやる気が起きるからです。
こちらから何度も言わなくても
自分でやってくれる可能性が高まります。
具体的にはこのような流れです。
1.何度言っても出来ないことがある
☟
2.どうしたらできそうか聞いてみる
☟
3.環境を整えたり少し手伝ってあげる
☟
4.成功体験を一緒に喜ぶ
☟
5.出来ることが増える!
たった5ステップで、
子どもが出来ることが増えていきます!
たとえば、
出したおもちゃがなかなか片づけられないとします。
1.おもちゃが出しっぱなしで片づけられない
☟
2.どこにしまえばいいか分からず面倒
☟
3.ラベルなどを使ってしまう場所を決める
☟
4.競争しながら一緒に片づける
☟
5.綺麗になったねとハイタッチ
ほんの一例ですが、いかかでしょうか?
出来る状態に近づけることが大事なので、
手伝うことをためらう必要はありません。
お母さんと一緒に過ごせて
お母さんが喜んでくれる。
子どもは喜んで動いてくれるはずです!
このページを閉じたらすぐ、この方法で
子どもに変えてほしい行動
を決めて下さい!!
では、また次回お会いしましょう。
~すもも~