子どもに自信をつけさせる、「伸ばし上手」の秘訣とは?
こんにちは!
すももです。
あなたは、お子さんに対して
「〇〇ちゃんは出来るのに」
「〇〇くんを見習いなさい」など
比較する言葉を使っていますか?
実は、こういった言葉は
子どもの自己肯定感
を下げることに繋がります。
比べた相手の子のように
もっと頑張ってほしい
という気持ちを込めてのこと
だと思います。
ですが、残念ながら
子どもはそうと受け取れません。
「ぼくはいらないんだ」
「どうせわたしなんか・・・」
どんどん自信をなくしてしまい、
「よその子の方がいいんでしょ」。
反抗的にもなってしまいます。
ですが、ある言い方をすれば
子どもの自己肯定感を高めて
自信を持たせることが出来ます。
子どもがのびのびと成長し、
その長所を活かすことができます。
今回はその言い方について
ご紹介したいと思います。
さて突然ですが、
エリクソンという心理学者
を聞いたことはありますか?
「アイデンティティ」という概念
を考案したのはエリクソンです。
また「発達段階」を唱えました。
人間の一生を8つの段階に分け、
その4番目が学童期に当たります。
およそ5~12歳なので、
ちょうど小学生の時期になります。
段階ごとに生じる課題と
達成することで得られる要素も
まとめられています。
学童期に生じる課題は「劣等感」です。
しかしそれを乗り越えて努力できると、
「自分にもできる」
という自信が身につきます。
小学校での勉強や集団生活、
周りのサポート次第で
劣等感と自信のどちらを感じるかが
分かれそうです。
では、どのような言い方が
子どもの自信に繋がるのでしょうか。
「比べる」というのは確かに
物事を見るのに分かりやすい方法です。
ですが、
対象は他の子どもだけではありません。
「過去のお子さん」と
比べることができます。
周りの子はさておいて、
前はこんなこと出来なかったのに
今ではこれが出来る!
といったことはありませんか?
1年前は起こさなければ
ベッドから出なかったのに、
今は自分で食卓につくことが出来る。
これだけでも立派な成長です。
てきぱきと朝ご飯を食べられる、
という子が周りにいても
気にする必要はありません。
「〇〇してくれて助かるよ、
次は△△もするといいよ」と
お子さんのペースに沿って
伸ばしてあげるのが大切です。
ささやかなことでも褒められて
「自分は大切にされている」
と感じられる子どもには、
いつでも帰れる安全基地があります。
たとえるなら、
船が出港して荒波に揉まれても
いつでも帰れる港があれば休み、
回復して再び帆を上げられます。
挫折にもくじけることなく、
のびのびと成長していくでしょう。
失敗して戻ってきたら
温かく受け止めて送り出す、
安心できる港になってあげて下さい。
このページを閉じたら今すぐ、
1年前と比べてお子さんが
出来るようになった事
を3つ挙げてみましょう!
では、また次回お会いしましょう。
~すもも~