子どもが素直になれないのには理由があった!お互いに損をしないための叱り方とは
こんにちは!
すももです。
お子さんを叱った時、
頑として自分の非を認めない
ということはありませんか?
必死に言い訳をしたり
逆切れのような態度を取ったり。
だんだん意地の張り合いになり
お互いに疲れてしまうことも
あるかもしれません。
素直に認めて謝れば
こんなに叱らずに済むのに、と
疑問に思うのではないでしょうか。
これが続くと
隠し事をする癖
ついてしまう可能性があります。
ですが、その裏に隠れた
子どもの本心が分かれば、
適切に叱ることができます。
そもそも、どうして
自分の非を認めないのでしょうか。
子どもが非を認めない理由として
以下の2つの可能性があります。
①すでに自己評価が低い
②完璧主義
①の場合は、
自分に対する評価が低く、
自分を守ろうとしています。
明らかに非があるのに認めないと
プライドが高いように思えますが
逆の場合もあるのです。
普段から叱られることが多いなら
自己評価が低い可能性があります。
ここだけは守らなければ
自分が崩れてしまう、
としがみつくような思いの時、
頑として譲らないのです。
②の完璧主義の場合は、
10のうちの1を叱ったつもりでも
自分の全てを否定された
と感じてしまいます。
普段しっかりしている子に
このケースは多いです。
自分の間違いを許せず、
ちょっとしたことで
極度に落ち込んでしまいます。
では、そのような場合は
どのように叱ればいいのでしょうか?
①の自己評価が低い場合でも
②の完璧主義な場合でも
何か言い分を主張してきた時は
その言い分をまずは聞いてあげます。
たとえその言い分が嘘だったとしても
必死な気持ちは本当です。
まずは耳を傾けてあげましょう。
言い分を認めた上で
これは良くない
とはっきりと言います。
気持ちを受け止めた上で
「それでも〇〇するのは
良くなかったよね」
と伝えます。
また、その子の良いところを
言葉にして褒めてあげます。
「ここだけ直せば
言うことはないんだよ」
というメッセージを伝えます。
10全てを言っているのではなく
そのうちの1を言っていることを
理解させてあげましょう。
認めてもらえていること
大切に思われていること
がきちんと伝われば、
叱られる受け皿が出来ます。
伏せてある器に水は入りません。
まずは器を上に向けるように
お子さんの心を整えてあげましょう。
このページを閉じたら今すぐ、
最近の1週間の中で
叱った時のお子さんの様子を
思い出してみて下さい。
お子さんはあなたの言葉を
受け止められていそうですか?
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!
~すもも~