いつの間にか反抗ばかり?子どもとの心を縮めたい時の「○○の法則」
こんにちは!
すももです。
「子どもの気持ちを聞こうにも話してくれない」
「反発ばかりして困る」
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
子どもが心を閉ざしているように感じるというのは
かなり辛いものがあると思います。
困ったことがあっても頼らず一人で思い詰めたり、
あなたの知らないところで大問題が起きていたり、
そっぽを向いて言う事を聞かないので怒っては
また背中を向けてしまっての悪循環になったり。
こうなる前に何とか手を打ちたいものです。
ここで突然ですが、あなたは
「シーソーの法則」
という言葉を聞いたことはありますか?
この法則を使うと、
お子さんの心が一度あなたから離れてしまっていても
引き寄せることができます。
「シーソーの法則」はなぜ効果があるのか。
公園にあるシーソーを思い浮かべてみて下さい。
自分の方を下げれば反対側は上がります。
自分の方を上げれば反対側は下がります。
真ん中にボールを置くとどうなるでしょうか?
自分の方を下げた時、ボールは近づいてきます。
自分の方を上げた時、ボールは離れていきます。
これがそのまま、人間関係にも当てはまるのです。
例えば、
幼稚園や小学校の先生と話す機会があったとします。
「お宅のお子さん、いつも言う事を聞かず困ります。
こちらは他のお子さんも見なくてはいけないのですから
ご自宅でしっかり注意して頂かないと困ります。」
こんな風に言われたら、どんな気持ちになるでしょう?
「何も知らないくせに何なの!?」
「そっちにも責任があるでしょ」
と腹が立ってはきませんか?
「私は頑張っている、あなたは頑張っていない」。
このメッセージは、
シーソーの自分の側を上げて相手を下げる
という行為と同じです。
反対に、自分を下げて相手を上げるメッセージは、
このようになります。
「こちらではほんの数時間お預かりするだけですが、
お母さんはもっと長い時間を頑張っているのですね。
お子さんは少し元気すぎるところもありますが、
とても優しいですよ。お母さんのお陰でしょうね。」
「私はそこまでではない、あなたは頑張っている」
というメッセージになっていると思いませんか?
前者の先生には相談事もしたくなくなってきますが、
後者の先生には何でも話せそうな感じがします。
少し極端な例だったかもしれませんが、
これが「シーソーの法則」です。
自分を下げて相手を上げればボール(心)は近づき、
自分を上げて相手を下げればボール(心)は離れます。
では、子育てにおいてはどのようになるのでしょうか。
実際の例を見てみましょう。
あなたが仕事から帰ると、
お子さんが部屋で1人で遊んでいました。
部屋はおもちゃなどが出しっ放しで散らかっています。
あなたは、どう声をかけますか?
「ちょっとは片づけてよ、こんなに散らかして!
お母さんは仕事で疲れているんだから。
少しは協力しようと思わないわけ?」
・・・と言いたくなるかもしれません。
ですが、これは自分を上げて相手を下げる
ということになります。
自分を下げて相手を上げる言い方の例はこちらです。
「お留守番ありがとう。早く帰れなくてごめんね。
部屋におもちゃが広がっていて歩きにくいから、
これから片づけるけど手伝ってくれると嬉しいな。」
これだけ言って、さっさと片づけ始めたとしても、
子どもも言われて悪い気はしないので
少し物を寄せるか、少なくとも邪魔にならないように
移動してくれるでしょう。
少しでも協力的な態度が見られたら
すかさず 「ありがとう」と声をかけます。
これを繰り返すと、自然と協力度は
増えていきます。
あなたとお子さんの距離も
縮まっていくことでしょう!
このページを閉じたら今すぐ、
お子さんの「すごいな」と思うことを5個、
書き出してみて下さい。
ではまた次回、お会いしましょう!
~すもも~