追い出さないで!怒りの感情の取扱説明書
こんにちは!
すももです。
突然ですが
あなたは怒ってはいけないと
思っていませんか?
怒りの感情=悪いもの
と考えていませんか?
実は、そうではないんです!
今回私がお伝えしたいことは
「怒り」を受け止める!
です。
もちろん誰しも怒りたくありません。
相手に嫌な思いをさせてしまうし
あなた自身も嫌な気分ですよね。
怒ったり、イライラしたり。
こんな感情がなくなりさえすれば、
どんなにラクになるだろう・・・
そう思うこともあると思います。
ですが怒りをなくすことはできません。
怒りを抑え込もうとすると
イライラしそうになった時、
腹が立った時に
そんな自分に余計にイライラするからです。
「怒らないって決めたのに、
またイライラしてしまった・・・
私って何てダメなんだろう」
これでは全くの逆効果ですよね?
イライラしたくないと思って
ますますイライラするなんて悪循環には
なりたくないものです。
なぜなくせないのかというと、
怒りは人間に限らず原始的な感情で、
生存に必要不可欠なものだからです。
縄張りを守る。
自分や家族のために敵と戦う。
厳しい環境の中で、私たちの先祖は
怒ることで生き延び
命を繋いできました。
この感情は大切なものとして
本能的に備わっているのです。
怒りがなければ危険に立ち向かうことも
大切なものを守ることもできません。
怒りは力に変わるのです。
怒りの心が問題になるのは
それ自体が存在するからではなく
表現の仕方を間違えてしまっているから
なのです。
そもそもあなたが子どもを叱るのは
「~してほしい」
という思いがあるはずです。
それが伝わらなかったり届かなかったりして
言うことを聞いてくれず、
ついエスカレートしてしまうのです。
子どもは子どもで何かに夢中だったり
主張があったり色々あります。
そうなるとなかなか言う通りにしてくれません。
「あなたのために言ってるのに!」
しかし、そこで怒りを爆発させてしまうと
元々あなたが伝えたかったことは
絶対に伝わりません。
イライラをそのままぶつけるのではなく、
コントロールして言葉に変える。
本来の目的を果たすには
このステップが欠かせません。
感情を否定することは
本当の解決にはなりません。
その存在を認め、受け止めてあげることで
初めてコントロールすることができます。
その具体的な方法は次回以降お伝えしますが、
「イライラしてはならない」
という考えを今すぐ捨てて下さい!
イライラするのは
あなたが真剣である証です。
関係ないこと、どうでもいいことに
わざわざ苛立ったりはしません。
まずはそのことを受け止めてあげましょう。
あなたは子どもを大事に思っています。
だから一時的に腹が立つのは
当たり前のことなのです。
怒りやイライラが出てきたら
「私、頑張っているんだな」
とそのまま受け止めてあげて下さい。
思わず腹が立ってしまったこと、
イライラが抑えられず怒ってしまったこと、
これまでにもたくさんあったはずです。
このページを閉じたらすぐ自分自身に
「ありがとう」
そうつぶやいてみて下さい。
では、また次回お会いしましょう!
~すもも~