結局どうすればいいの?を子どもに伝える
こんにちは!
すももです。
あなたは、
「~したらダメ」
という言い方を多用していませんか?
結局どうすればいいのか。
それを子どもは理解できているでしょうか?
廊下を走っている子どもに「走ったらダメ!」
食事中立ち歩く子どもに「歩き回らないの!」
一般的な叱り方だと思うのですが、
たいてい子どもの耳には入りません。
そんな時のために今回お伝えしたいのが
心に確実に届けるメッセージ
です。
言いたいことが伝わっていないようでは
叱る意味がなくなってしまいますし、
お互いに嫌な思いをするだけです。
ダメ、の裏側にある「してほしいこと」
に目を向ける必要があります。
例えば廊下を走っていたのを叱る時、
当然ですが歩いてほしいわけですよね。
食事中に立ち歩くのを叱るのは、
落ち着いて座って食べてほしいわけです。
そんなの言わなくても、と思わずに
次の3つのポイントに注意して
こんな言い方をしてみて下さい。
①「廊下は歩こうね」
「ご飯は座って食べよう」
してほしいことをストレートに短く言う。
②子どもの手を握って目をしっかり見て言う。
③直してくれたら「ありがとう」と伝える。
①は制止するよりも誘うように、
こっちの方がいいよ、という感じです。
②に関して、
動きを止めたい時は言葉で叱るだけではなく
手を取るなどの行動で示すことができます。
これはボディーランゲージと呼ばれます。
叱る言葉が耳に入らない子どもでも
このようにすると注意がお母さんに向きます。
そして否定的な言葉ではなく
肯定的な言葉で伝えられるので
反発する気持ちが起きにくくなります。
またストレートな言い方なので分かりやすく、
子どもの心に届きやすいのです。
③で言った「ありがとう」は
最大の褒め言葉と言われることもあります。
「かんしゃくのくの字を取ってただかんしゃ」
という言葉があります。
今まで叱って終わりだったのが
「ありがとう」で終わらせることができたら
最高ですよね?
感謝されて嫌な気持ちになることはないので
子どもの方でも次からも積極的に守ってくれます。
子どもは逆らいたいのではなく、
自分のことに夢中でお母さんやその言葉に
注意が向いていないことが多いです。
届いていないのなら届かせるだけ。
あっさり直してくれて驚くかもしれません。
確実に届くメッセージで
子どもの気持ちを振り向かせましょう!
このページを閉じたら今すぐ
「~したらダメ」を「~しよう」に言い換える練習
をしてみましょう。
では、また次回お会いしましょう!
~すもも~