NO!の前のワンクッションで子どもは納得する
こんにちは!
すももです。
あなたは、
子どもの「~したい」に耳を傾けていますか?
「もっと遊びたい!」
「おもちゃを買ってほしい!」
子どもの要求を常に満たすことはできませんし、
それではただの甘やかしです。
もちろんだめな時はだめと言うのですが、
突っぱねるだけではどうなるでしょうか?
「ヤダ!!」
スーパーで、公園で、
子どもとにらみ合いになった人も
いるかもしれません。
こんな時のために今回お伝えするのが
オウム返し
です。
カウンセラーが実際に行っている技法に
傾聴というものがあります。
相手の話を聴くことではありますが、
ただ黙って聞くのではありません。
相手の真意を理解するために
相手の話にしっかり耳を傾ける
そのために注意深く共感しながら聴きます。
この傾聴にはいくつかテクニックがあり、
その中から今回おすすめするのが
オウム返しです。
オウム返しは名前の通りで、
相手の言葉をそのまま繰り返します。
このオウム返しを挟んでから、
駄目と伝えるのです。
たった2つのステップで
この方法を取り入れることができます。
1.オウム返しをする
2.駄目だと伝える
まずはステップ1、オウム返しです。
例としては以下のような感じです。
「このおもちゃ欲しい。買って!」
「このおもちゃが欲しいんだね。」
「まだ遊びたい!」
「そっか、もう少し遊んでいたいんだね。」
簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、
この一言があるかないかは大きな違いです。
同じ言葉を返すということは
相手の気持ちとずれないだけでなく、
「受け止めたよ」というメッセージになります。
ろくに話も聞いてくれずにダメと言われるのと
気持ちを受け止めてくれた上で「でも駄目」と
言われるのとでは、大きな気持ちの差があります。
誰かに悩みを話した時、聞いてもらえただけで
すっきりしたことはありませんか?
人は気持ちが伝わったと感じるだけで
嬉しいものなのです。
悲しい、楽しい、怒っている・・・
子どもの気持ちを取り出して、
言葉にしてみて下さい。
「お母さん分かってくれた!」
そしてその上で、ステップ2。
今あるおもちゃを大事にしてほしいこと、
急いでいることなどの理由と共に
叶えてあげられないことを伝えます。
気持ちは分かるけど、でも駄目。
受け止めた上でこちらの事情や考えを伝える。
子どもを信じて向き合うと、
子どもはきちんと聞いてくれるものです。
このページを閉じたら今すぐ、
ステップ1の二つの例の会話を
音読してみて下さい。
では、また次回お会いしましょう。
~すもも~