白と黒の間にグレーあり!折り合いをつけるには

んにちは!

 

 

すももです。

 

 

あなたは

「この子には何を言っても無駄」

「これが出来ないなんて自分はもう駄目」

と思うことはありませんか?

 

 

良いか悪いかのどちらかしかない。

完璧でなければ意味がない。

このような考え方を白黒思考と言います。

また、ゼロイチ思考とも呼ばれます。

f:id:PeachSugar:20190922233127j:plain

 

 

この考え方をしていると、

柔軟な考え方が出来ずに落ち込みやすくなったり、

子どもや自分の言動が許せなかったり、

心が疲れてしまいます。

 

 

そこで今回お伝えしたいのは、

白黒思考の反対にあたる

グラデーション思考

です。

 

 

この思考法が出来ると、

気づかなかった良い部分を知ることができ、

気持ちに折り合いをつけることが出来ます。

自分や子どもに寛大になることが出来ます。

 

 

では、なぜグラデーション思考なのでしょうか?

f:id:PeachSugar:20190922233432j:plain

 

 

多くの物事には良い面と悪い面の両方があります。

全てが成功、全てが失敗ということは

むしろ少ないのではないでしょうか。

 

 

最後の味つけで分量を間違えたことで

料理は最終的に失敗してしまったけれど、

それまでの下ごしらえや火加減は良かった

ということがあると思います。

 

この料理は全くの失敗とは言えないはずです。

次に味つけにさえ気をつければ

美味しく作ることが出来るでしょう。

f:id:PeachSugar:20190922224649p:plain

 

 

また、短所に見える部分を別の角度から見ると

長所にもなります。

 

要領が悪いということは、

目の前のことに集中できるということです。

 

すぐに怒るということは、

責任感が強いということです。

 

 

この良い部分を見逃して悪い部分にばかり注目し

自分や他者に厳しくしてしまうのが、

心理学でも有名な白黒思考なのです。

 

この考え方は専門家による心理療法でも

改善を目指すものとして重視されています。

 

そして手順を踏んで実践すれば、

日常でも活かすことができます。

 

 

グラデーション思考のやり方は、

以下の4ステップです。

 

1 白か黒かで考えてしまう内容を探す。

(例:子どものテストが20点だった。)

 

2 浮かんだとっさの考えを書き出す。

(例:『うちの子は勉強が出来ない。』)

 

3 とっさの考えに突っ込みを入れてみる。

(例:足し算は出来ている、今回は難しかった等。)

 

4 バランスの取れた考えを書き出す。

(例:今回は難しかったのかもしれないけれど、

足し算はよく出来ていた。引き算の復習が必要。)

f:id:PeachSugar:20190922233744j:plain

 

 

とっさの考えは自動的に浮かぶので、

自動思考と呼ばれます。

 

 

白黒思考に気づいたら、自動思考を意識的に

形にすることで改めて突っ込むことができます。

 

 

まずは自分に優しい考え方をすることで、

周りや子どもにも同じように考えられます。

 

 

このページを閉じたら今すぐ

下のリンクを参考に、ご自身の短所と思う部分を

長所に書き換えてみましょう!

kokotomo.com

 

 

では、また次回お会いしましょう。

 

 

 

~すもも~